【書評】『お金の真理』与沢翼|貯金だけでは本当のお金持ちになれない
「秒速で1億円稼ぐ男」
かつてそのように呼ばれていた与沢翼さんがコロナ禍に書かれた本です。
・お金持ちになる方法を知りたい人
・努力家のマインドを学びたい人
・コロナ後の行動について考えている人
「秒速で1億円稼ぐ男」という言葉が強すぎて、バブリーな人という印象が強いですが、与沢さんは実際にかなりストイックな方であることが本書からもわかります。
ご自身の失敗体験をさらけ出して、タイトル通り「お金の真理」について書かれています。
お金持ちになるための具体的な方法、というよりはお金持ちになるためのマインド、人生論、仕事論と言った内容で構成されています。お金に愛されるためのお金との向き合い方を教えてくれる本です。
「お金の真理」をなぜ読もうと思ったか
私は、与沢さんの前作「ブチ抜く力」を読んで副業をはじめました。
会社員としての本業の収入だけで生きていくことに何の疑いもなく生きていた私にとっては、この【副業を始める】という行為は自分の人生に大きな変化をもたらしました。
今作でも与沢さんきっかけに何か新しいことに気付けるのではないかという期待から、この本を読もうと思いました。
こちらの本は発売当初、書店での売り切れ続出で定価以上の価格で売買されることもありました。
読み終えた感想としては定価以上の金額を払っても読みたいという人がいるのも納得の内容でした。
「お金の真理」の内容
まずは目次をご覧ください。
序章:「欲望の日々」から学んだこと
1章:お金とは何か?
2章:お金を守る
3章:お金をつくる
4章:お金を増やす
5章:お金に愛される生き方
おわりに
興味深い見出しを抜粋します
・現金一括で買えないものは全て身分不相応
・貯金だけでは本当のお金持ちにはなれない
・「富の源泉」に近いポジションを取れ
「お金の真理」を読んだ感想
ポタポタ水が落ちてくる下にコップを置いて、コップに半分の水が溜まったときに飲んでしまう人はお金持ちにはなれない。コップに一杯水が溜まって、それでも飲まずにコップから溢れてくる水だけを飲む人がお金持ちになれるということ。
高い家を借りれる人がお金持ちなのではなく、高い家を貸す人が真のお金持ちであるということ。
この本を読んで私はどう行動をするか。
まずはコップが一杯になるまで水をためることにしました。
この本でも書かれていますが「純資産1億円」を必達目標として掲げます。
会社員をしつつ、副業もする。直感→実行→反省。このサイクルで行動します。